鉄平石 採石・販売・施工の専門業者 藤森鉄平石




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鉄平石とその歴史

 
鉄平石とは?

 
鉄平石歴史博物館

 
100周年記念誌発刊


鉄平石製品化の流れ


鉄平石の厚みと平面は、人工的に作られたものではありません。藤森鉄平石が採石している諏訪市の福沢山をはじめ、全国一の産出量を誇る諏訪地方の鉄平石は、およそ2400万年前、八ヶ岳のマグマによって生まれたといわれています。

岩石の分類上は、火成岩のなかでも、地下の比較的浅い場所で冷えて固まった火山岩の一種で、輝石安山岩に属します。

地下深部のマグマが地表近くまで上昇し冷えて固まる際に、強い圧力がかかり、緻密な組成の硬い岩になります。同時に、2〜3センチから数十センチまでの層「板状節理(ばんじょうせつり)」 が できあがっていきます。この水平方向の層とは別に、垂直方向に3〜5メートル幅の「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」も形成されます。

この石の層を一枚一枚はがしたものが、藤森鉄平石の商品です。
石質は硬く、耐火性、耐侯性、耐重性、そして耐酸性に優れています。

現存の記録では文化8年(1811年)地元で屋根材として利用されたものが最も古く、その後は街道道路の基礎などに利用されるようになりました。明治38年(1905年)11月に国鉄中央東線が開通し上諏訪駅が開設されると、東京方面等遠方にも送られるようになり、販路も飛躍的に拡大しました。

屋根材に始まり、庭や玄関先の敷石、U字溝の蓋、和風建築物の壁床材等への利用が戦前までは主でありましたが、現在では環境資材や景観材として、公園や河川敷の歩道材や壁材、また和風洋風を問わず広く建築物全般に利用されるようになって参りました。

合成物の新建材、輸入物の劣質の類似品が大量に出回る中、弊社は一貫して品質にこだわり「鉄平石」の一枚一枚が持つ微妙な天然の色合いと表情を常に大切にして参りました。
当社は国産石材の良さと自然と建築物の調和を常に目指し、全国の皆様に広くご利用いただけるよう努力を続けて参ります。


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